外国人はクレジットカードを作れる?日本でのクレジットカード作成について

日本に留学や仕事で長期滞在する場合、外国人もクレジットカードは作れるのかどうか、気になりますよね。結論からいうと、外国人でも日本に3か月以上滞在する場合は、日本のクレジットカードは作れます。今回は、日本に中長期で滞在する外国人は作成しておくと便利な、日本のクレジットカードの作成について、必要書類から手続きの流れまでを徹底解説します。日常の買い物や公的料金の支払いなどには、日本のクレジットカードがあると便利なので、ぜひこの機会に作成しましょう。

手続きに必要な書類

日本のクレジットカードを作成する際には、まず必要書類を全て揃えてから申し込み手続きに入りましょう。ここでは、手続きに必要な書類を4つ紹介します。

 

本人確認書類

本人確認書類としては、パスポートや日本の運転免許証、保険証、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書などを準備しましょう。複数の本人確認書類を準備しておくと、より高い信用を得られるためおすすめです。

 

引き落とし用の銀行口座番号と銀行届印

引き落とし用の日本の銀行口座の番号がわかる通帳やキャッシュカード、銀行届印を用意します。まだ日本で銀行口座を開設していない場合は、在留カードまたは特別永住者証明書と住民票を用意し、銀行で口座開設の手続きをしましょう。

 

住民票の写し

住民票は、自分が住む市区町村の役所で発行してもらう必要があります。役所の窓口は基本的に平日のみの対応となっているため、早めに足を運び発行してもらうと良いでしょう。

 

自分名義の携帯電話または固定電話の番号

携帯電話または固定電話の番号は、クレジットカードの申し込み時に必ず記入する項目です。

 

自分名義で契約している携帯電話または固定電話の番号でなければいけないので、注意しましょう。実店舗でクレジットカードを申し込む場合は、携帯電話の契約書も持参すると、より信用度が上がるためおすすめです。

 

在留カード

外国人が日本でクレジットカードを作成するには、在留期間が3か月以上であることを証明しなければなりません。そのためには、在留カードまたは特別永住者証明書の提示が必要になります。

 

クレジットカード作成の手続きの流れ

日本でクレジットカードを作る際の手続きの流れを、3つのステップに分けて解説します。

 

カード会社の決定

日本でクレジットカードを申し込むには、まずどのクレジットカード会社を利用するかを決める必要があります。

 

日本に住んで1〜2年目など、比較的在日期間が短い場合、銀行が発行するクレジットカードの審査は通りにくい傾向にあります。まずは、在日期間が短くても比較的審査が通りやすい、下記のクレジットカードから検討することをおすすめします。

 

1つ目は、楽天グループの楽天カードです。カードは4種類あり、Visa、Master、American Express、JCBから選べます。年会費は無料で年間の限度額は100万円です。日本の大手通販サイト「楽天市場」で買い物をする際にポイントが貯まるといったメリットがあります。

 

2つ目は、エポスカードです。マルイグループの会社が発行するクレジットカードであり、年会費無料に加え、入会時には2,000円分のクーポンがもらえます。カードの種類はVisaのみですが、Visaの加盟店での買い物時に利用すると、200円ごとに1ポイントもらえるといった特典があります。

 

3つ目は、ACマスターカードです。三菱UFJフィナンシャルグループのアコムが発行するクレジットカードで、年会費は無料です。独自審査を行っており、審査時間は最短で30分と、発行スピードの早さが魅力です。

 

申し込み

利用したいクレジットカードが決まったら、次は申し込み手続きを始めます。申し込み方法は、主に実店舗の窓口、郵送、オンラインの3種類がありますが、申し込み手続きの流れは基本的に変わりません。

 

まずは、申し込みフォームに会員情報を記入しましょう。窓口と郵送の場合は紙の申込書、オンラインの場合はクレジットカード会社の公式サイトのフォームから行います。記入する情報は、主に以下の3つの項目があります。

 

  1. 基本情報:氏名、性別、生年月日、日本で使用している電話番号、メールアドレス、日本の住所
  2. 収入に関する情報:勤務先の社名・社員数・電話番号、勤続年数、役職、年収、家族構成、住居の形態(賃貸、持ち家など)、ローンなどの住宅費用
  3. 申し込むクレジットカードのサービス内容に関する情報:カードの利用目的、カードに記載される名前(半角英字)、暗証番号、リボ払いやキャッシング枠、家族カードやETCカード・追加カードの有無

 

記入内容に誤りがあったり虚偽の申告をしたりすると、審査に落ちる可能性があるため、申し込みフォームは慎重に記入しましょう。

 

審査

申し込み手続きが完了すると、クレジットカード会社による審査が行われます。審査を無事通過すると、メールで通知が来るため、見逃さないようにチェックしましょう。


 

カードの発行

審査に通過すると、クレジットカードが発行されます。なお、オンラインで申し込んだ場合はカード受け取りまで、審査通過のメールが来た日の翌日から最短3〜7営業日かかります。

 

クレジットカードの受け取り方法は、通常実店舗の窓口または郵送から選べます。郵送の場合は「本人限定受取郵便」となるため、クレジットカードを申し込んだ本人が、本人確認書類を配達員に提示した上で受け取ります。あらかじめ本人が自宅で受け取れる時間を指定し、確実に受け取るようにしましょう。

 

外国人が日本でクレジットカードを申し込む際の2つのポイント

外国人が日本でクレジットカードを作成する上で、審査の通過率を上げるために意識したい

2つのポイントを紹介します。

 

収入を証明する書類を準備

クレジットカードの審査を通過する上で、安定した収入があることを証明することは、非常に重要なポイントです。収入を証明できる書類としては、会社やアルバイト先の給与明細や所得証明書などがあります。

 

これらの書類を申込書と合わせて提出することで、万が一の際の返済能力を証明できるため、審査の通過率を上げやすくなります。なお、学生で無職のため安定した収入がない場合は、学生用のカードを申し込むと良いでしょう。

 

短期間で複数のクレジットカードに申し込まない

クレジットカードの審査に通るか心配で、一気に複数のカードに申し込みたくなるかもしれませんが、それは逆効果です。クレジットカードの申し込み実績は、各カード会社が審査時に閲覧できます。

 

申し込み者が1〜2か月などの短期間に、複数のカードに申し込んでいると判明すると、犯罪目的の利用なのかと不審に思ったり、金策に困っているのか判断したりして、申し込みを却下する可能性があります。申し込むカードは慎重に選ぶとともに、新規の申し込みは前回の申し込みから最低でも6か月経った後にしましょう。

 

まとめ

外国人が日本でクレジットカードを作成する際に必要な書類と、申し込み手続き、申し込み時に意識したい2つのポイントについて解説しました。まずは必要書類を揃える下準備をしっかり行ってから、申し込み手続きに入りましょう。日本の銀行口座や電話番号がない状態では、クレジットカードの作成はできないため、事前の準備が大切です。今回紹介した申し込み時の2つのポイントも意識し、万全の準備でクレジットカードを申し込みましょう。